60代の膝の痛みを解消して初の富士山登頂。膝痛に「体重を減らすことだけじゃない」ヨガ×アロマ整体で改善できること。
お客様が50代からハイキングを再開され、60代で目標としていた富士山に登頂されました。
後日ご来店いただいた際の
「膝の痛みを改善するために、よく体重を減らすことをすすめてるけど、それだけじゃないと思う。だって私は太れない体質でやせてるもん。」
という言葉にはっとしました。
確かに、当サロンで膝の痛みが解消したお客様に減量の指導をしたことは特にないですし、実際に膝の痛みの解消前後で体重はほぼ変わっていないのです。
こちらのお客様は10年以上ヨガやアロマ整体でおからだのケアのお手伝いをさせていただいています。
現在は気になった時だけ、数か月に1回アロマ整体とか、今回みたいに膝の痛みが出た時にはヨガを定期的に参加されたり、ご自身のからだの状態に合わせて調整してご利用くださいます。
お客様はもともと反り腰の傾向が強いのが特徴で、お尻や太ももの後ろの筋肉よりも太ももの外側が強く働くために張り出し、膝や足首の内外に負担のかかる外側重心となります。
その状態で急に普段より長時間もしくは登山などの高低差を歩くと、膝や足首に急激に負荷がかかり一時的に痛くなるケースは多いです。
急に運動やランニングを始める時にも、しっかりコンディショニングしていないと痛めてしまうことは多いですよね。
アロマ整体では、また主に左右の背中と腰のアンバランスや、ふくらはぎの外側や太ももの外側の硬く張り出した筋肉をほぐしながら、足裏と足首の関節の可動性を引き出して適切に荷重されるように重点を置きました。
体幹や下肢を整えた後に、最後に喰いしばり癖により下顎が側方へずれやすい箇所を調整させていただくことで、頭蓋骨・骨盤・足底からの施術効果の継続性を高めるように心がけました。
ヨガでは、お腹に力が入ると背中や腰は緩むという法則を活用して、からだの中心のお腹にしっかり力を入れてから股関節→膝関節→足関節を使うことを意識して、行いました。
反り腰の影響で張っている背中や腰よりも、お腹やお尻が優先的に働く姿勢でポーズを作っていくことを体感して納得していただくことがコツです。
お尻や太ももなどからだの中心ほど筋肉やそこから出力されるパワーが大きく、末端のふくらはぎや足首周りは小さな筋肉が繊細に動作の微調整をしています。
登山ガイドさんにも「ハム(ストリングス=太ももの後ろの筋肉のこと)をしっかり使って歩く」って唱えて意識して歩くようにしてください。」とアドバイスされたようです。
最後にインソールを活用しての荷重調整の提案をさせていただきました。
季節は夏、普段履きするサンダルにも、スニーカーにも、登山靴にもしっかり対策しました。
お客様のからだをしっかり理解すれば、個人差のある膝痛に対しても当サロンでお役に立てることが必ず見つかると再確認できました。
お客様の幸福度を高めるために、当サロン独自のヨガとアロマ整体の相乗効果を活用していただけたら嬉しいです!
ごゆるりサロン
ヨガ×アロマ整体@中央林間1分
お客様の了承を得て、最後に以下にメールを掲載させていただきます。
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いろいろアドバイスと調整、そして応援、トレーニング用(リハビリ用)の足首おもりもありがとうございました!
膝も痛くならずに、行ってこれました!
初日は3時間歩いて、7合目に泊まり、ゆっくり高度順応をし、
翌日8時間かけて登頂、そして、また8合目までもどり、もう1泊8合目に泊まって、昨日帰ってきました。
やっぱり足が痛くなったり、高山病症状が出て、小屋で待ってる人もいたんだけど、私は登れたよーー❤️✨ ほんと良かった!
ますます山歩きしたくなりました😊
また遊びに行きますね!取り急ぎ報告までー。