足へのこだわり
当サロンでは足底アーチ、骨盤(仙骨)、頭蓋骨の3点のバランスを大切にし、アロママッサージ整体とヨガのアプローチを提案しています。
足根骨へのこだわり
足の疲れやむくみや冷えと行動力が出ない根底には、足部の構造(足底アーチ)の崩れがあります。
その他にも、例えばこういった症状はありませんか?
歩くと足がすぐに疲れてしまう、靴の外側がすり減りやすい、足のむくみや冷え、親指の付け根がでっぱり(外反母趾)小指が曲がって爪が小さくなってきている、足裏のいつも同じところにタコができるなど。
またこのように足元が不安定になっている時には行動力に欠け、頭ではやるべきだと思っていることがなかなか行動できないジレンマに陥りやすくなります。
足根骨(足底アーチ)のクッション性と重心バランスの調整が、疲れにくい立ち姿勢や歩き方を引き出します。
みなさんの靴のサイズ、足元のたった30センチにも満たない空間に、足部には両足52個ほどの小さな骨がありから構成されています。
小さな骨で私たちの体重を受け止めて支える大仕事をするために、縦横にアーチを描くように配置されて特殊な構造をしています。
特に縦アーチの内側は一番大きく、土踏まずと呼ばれ衝撃を吸収するクッションの働きをしています。
このクッション機能がうまく働かない状態になることで、足の疲れやむくみや冷えといった症状につながりやすくなってしまいます。
縦横アーチの基点となるのが、親指の付け根(母趾球)、小指の付け根(小指球)、踵の3点です。
この3点でしっかり支えることで、縦横アーチの中心に体重(重心)を保って安定させ、足→膝→股関節への下肢の荷重バランスを整え、個別の筋や関節の負担にならない疲れにくい立ち方や歩き方が習得できます。
アロママッサージ整体では、サロンからお帰りになった後も施術効果を継続させ、2、3日後にピークになるように足底アーチを整えています。
形成する52個の骨が形成する関節のズレを整えます。
セルフケアでは難しい、52個の足根骨の関節面のそれぞれの動きがスムーズになるように、一つ一つソフトに曲げ伸ばしねじり、ズレを整えています。
縦横アーチの高さを決めクッション機能を生み出す骨(舟状骨、立方骨)や、足首の動きを安定させ膝や腰(骨盤)への過剰な動揺ストレスを和らげる骨(踵骨距骨)のポジションを大切にしています。
足関節から膝や腰(骨盤)への荷重バランスの連携が崩れてしまっていることで、O脚や腰痛を生んでいると考えています。
簡単な足湯をしながら、直接足の指や関節に触れさせていただいく時間をとらせていただき、現在の状態やそこからお客様の普段の足の使われ方の癖などを把握していきます。
不思議なことに足の状態は、毎日異なります。
過去に足周りの捻挫や怪我の経験がおありの方は、それを庇うように使っていた状態のままで違和感が残っていることも多いです。
また外反母趾や浮き指といった足趾の変形や、足底のタコなどの角質化がしやすくなっていきます。
足底アーチが整っていれば、サロンからお帰りになられた後も歩くたびに骨盤や頭蓋骨への施術効果を馴染ませてくれるので、2,3日後に一番よい状態に整います。
ヨガでは、普段の立ち姿勢から足、膝、骨盤の荷重バランスを理解し意識して整える力をつけます。
例えば日本人の8割がO脚の傾向があると言われるように、膝下が外側に張り出し、足底では内側(母趾球)での踏み込みが不十分で、小指への外側の重心となっていることが多くあります。
靴底の外側が早く減る方が多いのも、このためです。
ゆっくり足踏みをしてみると、この足底の(外側への)不安定性をカバーするために、足や膝や股関節や腰(骨盤)への過剰なストレスが生じているのが分かります。
できるだけ足裏の真ん中に体重(重心)がかかるように立位姿勢や動作を整えることを、地に足をつけるという意味のグランディングだと捉えています。
立位のポーズに取り組む前に、ゴルフボールやグリップボールを使用して疲れが溜まりやすい足裏のセルフマッサージや、足指の離把握機能を活性化させることで足根骨のアーチを活性化させてコンディショニングを行います。
最初はみなさん足底の使い方を探すのに必死になられますが、次第に慣れて足から膝関節から骨盤(腰)への荷重バランスの調整する力を体得されるようになると、実は片足立ちや中腰のポーズにしっかり取り組まれても足はそれほど疲れず「足の力だけでなくて、足とお腹の力で立つのですね!」とおっしゃいますよ。
普段からそのような姿勢を意識することで、少しでも疲れにくく効率位のよい使い方が探せるようにお手伝いしています。
ご自身の足根骨(足裏アーチ)の力を生かしてあげてくだいね。
自分の足、じっくり見る機会って普段意外にないのではないでしょうか。
与えられたからだの形には、必ず何か意味があると思っています。
足のサイズが大きい小さい、指が長い短い、足の指の長さのバランス、捻挫や怪我の後遺症、さまざまな個性や表情があります。
親子でいらっしゃって骨格がそっくりだったりすると、微笑ましいです。
ご自身の足根骨を知り上手に活用することで、肉体的にも心理的にも、しっかりと自分の足で立つ、しっかりと自分の足で歩く力が生まれてきます。
またそれは、現実をありのまま受け止める強さと、自分にとって必要な行動をする勇気を与えてくれます。
まずはご自身の足元を整えること、その小さな差が5年後10年後のご自身のためになると確信しています。