首肩の凝りと痛み=歯の喰いしばりや片方での噛み癖(頭蓋骨)+足を組む座り癖(骨盤)+土踏まずの崩れと外側重心(足底)からアプローチ
「首肩が痛くて辛い」方、なんとかしたいとこれまでいろいろな整体院での施術を試したけれど、直後は楽になっても翌日には辛さが戻ってしまうとおっしゃるお客様も多くいらっしゃいます。
当サロンでは回数券などをまとめて購入いただく制度はなく、毎回が真剣勝負。
iいらした時より心地よく、少しでも楽にお帰りいただけるよう試行錯誤しています。
お客様の現在気になるおからだの状態をうかがっている時に、普段何気なく感じていらっしゃるという、例えばこんなこと↓が大きなヒントになっています。
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「気づくと左側でばかり噛んでいる」
「左目から頭の奥が重だるくて視界がぼやける」
「立ち仕事で疲れるといつも左のつま先がひっかかりやすくなる」
「いつも気づくと右側の足を上に組んで座っている」
「左のふくらはぎを攣りやすい」
「左右の足のサイズが違う感じがする」
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こういったお客様のからだの感覚から、普段の座り姿勢で簡単に骨盤を動かしていただいたり、足湯で足底の状態を拝見し、設置してあるバーを使用して立ち姿勢をみたりすることで、おからだの使い方や姿勢の癖から、なぜその気になる症状が出ているのかといった観点から一緒に考えていきます。
できるだけ簡単に分かりやすくお伝えするために、できるだけ専門用語に頼らずに説明するように気を付けています。
お互いに納得してから施術に入りたいので、こうしたカウンセリングの時間を長めにいただいています。
また施術後にこうした情報を、頭蓋骨・骨盤・足部の3点の状態とその関連を中心にカルテに記入して、PDCAしながら経過を追っていくことで、オーダーメイドのメニューの質があがっていくように感じています。
大学での机上の勉強には苦手意識が強かった私も、今はカウンセリングや施術中に気になったり確認したい点を調べたり勉強するのは本当に興味深く、それを10年積み重ねたことが一番力になっています。
最近数件続いたケースが、「左の首肩が痛い」という症状を一緒に確認したところ、片方の顎の噛み癖が強い、片方の骨盤周囲をガチガチに固めて使っている、片足がより外側重心になりやすいなどといったバランスの乱れがありました。
首肩に強く凝りや痛みを感じていらっしゃっても、首肩(頚椎)だけで症状が引き起こされている訳ではなく、胸椎や腰椎の成立期湾曲のカーブのバランス、さらにはからだの土台となる骨盤の状態の上に成り立っています。そういった全身の要因が積み重なってから、頚椎と頭蓋骨のつなぎ目の可動性の低下(凝ったり固まったと感じる)を引き起こし、時には頭痛や頭の重だるさなども引き起こしていると予想しています。
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「首の付け根ががちがち」
「朝起きると寝てる間に喰いしばっているみたいで顎回りが痛い」
「歯医者さんでも喰いしばらないように意識するしかないと言われた」
「朝首に痛みがあると仕事に集中するために鎮痛剤を飲む」
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首肩だけの部分的な施術は全身とのバランスを乱し他の部位との違和感が残るために、自然治癒力がかえって施術効果を元に戻そうと作用してしまいがちだと感じています。
「昔からぎっくり腰を繰り返している」
「怪我をして以来、左右の足のサイズが違うのか靴が合わない」
「事故にあってから、ずっと片方の足指が動きにくい」
「片方の足首を繰り返し捻挫しやすい」
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こんな全身の気になる癖と合わせてからだの状態を読み解き、毎回の施術効果を最大化させ持続させるという観点から、首肩だけでなく頭蓋骨、骨盤、足部の3点のバランスを調整しつつ必ず全身の施術をさせていただきます。
最近は施術で緩和した首肩の痛み軽減効果をなんとか持続させたいと思い、立ち方の癖が強く出ているお客様に、こちらのインソールを提案してみました。
以前こちらの記事 【100均グッズ】たった100円+税のO脚対策で、膝下の歪みによる足の疲れや痛みが楽になる!? でご紹介したインソールから、最近はダイソーさんのO脚用ジェルパッドを主に使用しています。
靴に仮止めさせていただき、足趾の親指小指と踵の3点のあるべきとことにしっかりと力が入って立てることを確認し、それが立ち姿勢での骨盤の安定につながることを体得していただきました。
驚くことに施術後よりも次回お会いした時に状態が良くなっているお客様が続いたので、改めて首肩の痛み←骨盤の癖←足底の重心バランスの関連があるのだなと痛感しました。
歩くといった動作は片足立ちの連続で、その一歩一歩に絶妙なバランスがあります。
おからだの癖はお一人お一人異なり、どのお客様にも等しく効果があるといった訳ではありませんが、リーズナブルなインソールを使用することで一歩一歩がより安定し、少しでもからだが楽になるききっかけの一つになったらいいなと思います。
お一人お一人の小さなおからだの声、お聞かせくださいね。